謦咳に接する/けいがいにせっする
謦咳に接するの意味、語源、由来を解説。尊敬する人に直接会うことや話を聞くこと。「謦咳」は咳払いのことで、その音を間近で聞けるだけで幸せの意から。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
謦咳に接するの意味、語源、由来を解説。尊敬する人に直接会うことや話を聞くこと。「謦咳」は咳払いのことで、その音を間近で聞けるだけで幸せの意から。
ご多分に漏れずの意味、語源、由来を解説。他と同様で例外ではないこと。「多分」が大部分を意味し、大多数の人が漏れなく付き従うという意味から。
袖にするの意味、語源、由来を解説。親しかった人を冷淡に扱うこと。袖に手を入れたまま何もしない、着物の袖のように扱う、袖で追い払うなど多くの説があり、正確な語源は不明。
総領の甚六の意味、語源、由来を解説。長男が世間知らずでおっとりしていることを示す表現。「総領」は家を継ぐ長男、「甚六」はのんびりしたお人よしをを意味する。
瓜二つの意味、語源、由来を解説。顔かたちが非常に似ていることを指す表現。瓜を二つに割ったときの切り口がよく似ていることから生まれた言葉。
鼻持ちならないの意味、語源、由来を解説。言動が嫌味で耐え難いという表現。臭気が我慢できないという意味から転じた表現。
シャッポを脱ぐの意味、語源、由来を解説。降参すること。フランス語で帽子を意味する「chapeau」に由来し、「兜を脱ぐ」の現代版として「シャッポ」を使った表現。
頭角を現すの意味、語源、由来を解説。他より抜きん出て目立つこと。「頭角」は獣の角や頭の先のことで、頭の先が抜きん出て一際目立つことから。
顰蹙を買うの意味、語源、由来を解説。人から嫌われ軽蔑されること。「顰」は眉をひそめる、「蹙」は顔にしわを寄せる意。
尻馬に乗るの意味、語源、由来を解説。他人の言動に無批判に便乗すること。他人が乗る馬の尻に乗ったり、前を行く馬についていくことから、人任せの行動や真似をする意味に。
羽目を外すの意味、語源、由来を解説。度を越して行動すること。「羽目」は馬銜が転じたもので、馬銜を外し馬が自由になる様から、制御を失う意味に。
三拍子揃うの意味、語源、由来を解説。三つの必要な条件や全ての条件が備わること。「三拍子」は能楽の囃子で、大鼓・小鼓・太鼓の楽器でとる拍子のこと。