呪い/のろい

呪いの意味

呪いとは、憎しみや恨みのある相手に、災いが起こるよう神仏に祈ったり、願ったりすること。また、強く恨むこと。

呪いの語源・由来

呪いは、動詞「のろふ(呪ふ)」の連用形「のろひ」が名詞化した語。
「のろふ」は、「言う」「宣言する」などを意味する「のる(宣る・告る)」に由来すると考えられる。
「のる」は、単にに出して言ったり、告げたりする意味ではなく、呪力を持った発言、重要な意味を持った発言を表していた。
「のろふ」は、この「のる」に継続を表す助動詞「ふ」が付いてできた言葉で、同様の形で変化した語には、「かたる(語る)」から「かたらふ」「かたらう」、「うつる(移る)」から「うつらふ」「うつろふ」「うつろう」などがある。

呪いの類語・言い換え

呪詛/詛呪/呪/祟り/祈り/願い/巫蠱/蠱物/蠱業/邪術/呪術/呪法/まじない/おまじない/符呪/呪縛/呪力/魘魅/怨念/恨み/憎み/憎しみ/妬み/嫉み/憎悪/厭悪/敵意/敵視/仇視/嫉視/目の敵/憤り/怒り/讒訴/唾棄

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