一服/いっぷく

一服の意味

一服とは、茶やタバコなどを一回のむこと。粉薬一回分。タバコのんで休息すること。一休みすること。取引相場で、しばらく動きが止まり、安定した状態を保つこと。

一服の語源・由来

「服」の漢字は、薬を飲む意味で「服用」「頓服」「内服」などにも使われているように、「飲む」を意味する。
元々、一服は茶や薬を一回飲むことを表していたため、一回分の粉薬も「一服」と言い、毒薬を飲ませることは「一服盛る」と言うようになった。
タバコを吸うことも「のむ(喫む)」と言うことから、タバコを一回吸う意味。さらに、タバコを吸って休憩する意味でも使われるようになり、喫煙に限らず、一休みすることを「一服」というようになった。
株式などの取引相場で、しばらく動きが止まって保つことを「一服」と表すようにったのは、一休みする意味からである。

一服の類語・言い換え

茶・タバコ・薬などを一服

一回分/飲む/服する/喫する/吸う/喫煙/スモーキング

休憩の一服

コーヒーブレイク/ティータイム/一休み/小休止/小休/少憩/小休み/一息/息抜き/骨休め/中休み/ブレイク/休息/休憩/休養/憩い/休み/くつろぎ/リラックス/くつろぐ/憩う/休む/休らう/一息入れる/一息つく/息をつく

取引相場の一服

止まる/静まる/小康状態/足踏み/ブレーキがかかる

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