謦咳に接する/けいがいにせっする

意味

謦咳に接するとは、尊敬するに直接お目にかかる。また、その人のを直接聞く。謦咳に触れる。

語源・由来

「謦」も「咳」も「せき」を意味し、「謦咳」は咳払いのこと。
間近で咳払いを聞けるだけで幸せであるという意味から、尊敬する人と直接会ったり、話を聞くことを「謦咳に接する」や「謦咳に触れる」と言うようになった。
出典は『荘子 除無鬼篇』とされるが、「謦咳でもすれば、なおさら嬉しいことだろう」という表現で、「謦咳に接する」の意味と直接結び付くものではない。
漢語の例は上記以外になく、日本で使用例が見えるのは明治以降である。

類語・言い換え

謦咳に触れる/拝眉の栄に浴する/拝顔の栄に浴する/拝謁する/謁見する/謁する/お目にかかる/お目見えする/お目通りする/拝眉する/拝顔する/面拝する/お会いする/お目文字する/見参する/見参に入る/見える/まみえる/面謁する/朝見する/内謁する/会う/御意を得る/謹聴する/陪聴する/拝聴する/聞く

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