雲泥の差/うんでいのさ
雲泥の差の意味、語源、由来を解説。非常に大きな違い。「雲」は天、「泥」は地を象徴し、天と地ほどの隔たりを指す。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
雲泥の差の意味、語源、由来を解説。非常に大きな違い。「雲」は天、「泥」は地を象徴し、天と地ほどの隔たりを指す。
杞憂の意味、語源、由来を解説。無用な心配事。「杞」は国名、「憂」は憂えることから、『列子』の故事に基づき、あり得ない心配を指す表現に。
月とすっぽんの意味、語源、由来を解説。極端に異なる二物の比較。「月」の美しさと「すっぽん」の醜さから、雲泥の差を表す比喩として用いられる。
溜飲が下がるの意味、語源、由来を解説。気分が晴れ、不満が解消されること。「溜飲」は消化不良で胃液が込み上げることを意味する。
滅相もないの意味、語源、由来を解説。あるべきでないこと。「滅相」は仏教で消滅を意味し、ありえない状況を表す際に用いられる表現に。
象牙の塔の意味、語源、由来を解説。現実から離れた芸術的孤高の境地。19世紀にフランスで芸術至上主義を批評する際に使われた言葉で、「tour d’ivoire」の訳語。
正面を切るの意味、語源、由来を解説。面と向かって対することや、遠慮せずにはっきりと行なうこと。歌舞伎で正面を向いて見得を切ることから。
啖呵を切るの意味、語源、由来を解説。勢いよくましくたてたり、相手をやりこめること。「啖呵」は体内の火気で生ずるとされていた「痰火」から。
病膏肓に入るの意味、語源、由来を解説。治療困難なほど病気が進行する状態や、熱中し過ぎるたとえ。膏肓は体の奥深い部位を指し、『春秋左氏伝』の故事から。
有卦に入るの意味、語源、由来を解説。幸運が続く状態。「有卦」は陰陽道で7年間の幸運期を示し、この期間に入ることから幸運が続くことをいう。
四の五の言うの意味、語源、由来を解説。不平や文句を言い立てること。「四の五の」はサイコロ賭博の迷いや、「一」や「ニ」どころか「四」や「五」までと言うなど諸説ある。
血祭りに上げるの意味、語源、由来を解説。相手を酷い目にあわせる行為。「血祭り」は古代中国の血祭に由来し、近代に相手を酷く扱う比喩として用いられるように。