手をこまねく/手を拱く/てをこまねく
手をこまねくの意味、語源、由来を解説。何もせず傍観する行為。「こまねく」は「こまぬく」の音変化。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
手をこまねくの意味、語源、由来を解説。何もせず傍観する行為。「こまねく」は「こまぬく」の音変化。
先鞭をつけるの意味、語源、由来を解説。他より先に事に取り組むこと。「先鞭」は先に鞭を打つ意。『晋書』の劉琨の話から。
糸を引くの意味、語源、由来を解説。裏で指図して他人を操る行為。陰から糸を引っ張って操り人形を動かすところから。
固唾を呑むの意味、語源、由来を解説。事の成り行きに緊張し見守る様。「固唾」は緊張時に口に溜まる唾のことで、溜まった唾を呑む行為から。
大風呂敷を広げるの意味、語源、由来を解説。実現困難な話や計画をすること。風呂敷は中身がなくても、広げると外形だけは大きくなることから。
おくびにも出さないの意味、語源、由来を解説。心の中を隠して何も表に出さないこと。「おくび」は「げっぷ」のこと。
ためつすがめつの意味、語源、由来を解説。いろいろな角度からじっくり見るさま。「たむ(矯む)」と「すがむ(眇む)」から成る表現。
薹が立つの意味、語源、由来を解説。薹はフキの花茎のことで、薹が伸びて食べ頃を過ぎることから、若い盛りの時期が過ぎることを表す。
業を煮やすの意味、語源、由来を解説。思い通りにならずイライラすること。「業」は心の動きを表し、「煮やす」は怒りを激しくすることから。
塗炭の苦しみの意味、語源、由来を解説。極度の苦しみ。「塗」は泥水、「炭」は炭火で、泥や炭火に苦しむさまから。『書経』の故事に由来。
目鼻がつくの意味、語源、由来を解説。物事の見通しが立つこと。肖像画や人形に目や鼻をつけると、完成後のイメージがわかることから。
地団駄を踏むの意味、語源、由来を解説。怒りや悔しさで地を踏む行為。地団駄は「地踏鞴(じだたら)」が変化した語。