カワウソ/川獺/獺/かわうそ

カワウソの意味

カワウソとは、イタチ科の哺乳類。川や湖などの水辺にすむ。イタチに似ているが指の間に水掻きがあり、主に水中で活動する。

カワウソの語源・由来

カワウソの歴史的仮名遣いは「カワヲソ」。
「カワ」はそのまま「川」のこと。
「ヲソ」の語源には、「恐ろしい」の意味、人を襲うことから「襲う」の意味、人を騙すところから「嘘」や「嘯く」に由来するなど、諸説あり未詳。

カワウソには、キツネやタヌキのように人を化かす、河童の原型や川天狗の正体といった言い伝えがあり、昔から、得体の知れない恐ろしい生き物と考えられていた。
そのため、「恐ろしい」の説が有力といわれることもあるが、これらの伝承は「襲う」「嘘」「嘯く」の意味にも通じるため、語源を特定できるものではない。

他には、「食べる」を意味する古語「ヲス(食す)」の異形説もある。
「ウヲヲス(魚食す)」の略転で「ヲソ」と言い、川にいて魚を食うことから「カワヲソ」になったという説だが、「ヲス(食す)」は尊敬語なので考え難い。

カワウソの別名・類語

カワオソ/ウソ/オソ/ダツ

カワウソの種類

ニホンカワウソ/ツメナシカワウソ/コツメカワウソ/コンゴツメナシカワウソ/ユーラシアカワウソ/スマトラカワウソ/ノドブチカワウソ/カナダカワウソ/ミナミウミカワウソ/オナガカワウソ/チリカワウソ/ビードロカワウソ/オオカワウソ/ラッコ

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