食指が動く/しょくしがうごく
食指が動くの意味、語源、由来を解説。食欲が湧くことや興味や関心を持つこと。『春秋左氏伝』にある故事で、鄭の子公が人差し指が動いたことをご馳走の前兆と解釈したエピソードに基づく。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
食指が動くの意味、語源、由来を解説。食欲が湧くことや興味や関心を持つこと。『春秋左氏伝』にある故事で、鄭の子公が人差し指が動いたことをご馳走の前兆と解釈したエピソードに基づく。
発破をかけるの意味、語源、由来を解説。強い言葉で激励する、気合いを入れること。「発破」は爆薬やその爆破行為を指し、その激しさから強い言葉をかける意味のたとえに。
うんともすんともの意味、語源、由来を解説。返事などが一切ない様子を表す。「うん」という擬音語と、それに語呂を合わせた「すん」から。
御託を並べるの意味、語源、由来を解説。自分勝手な言い分をくどくどと言い立てること。神の意思やお告げを伝える意味の「御託宣」に由来。
一姫二太郎の意味、語源、由来を解説。最初に女の子を、次に男の子を持つことが理想とされる考え方。女の子は夜泣きが少なく、母親の手助けを早くからするため。また、失望しないための慰めの意味もあった。
背水の陣の意味、語源、由来を解説。絶体絶命の状況や、失敗できない状況で全力で挑むたとえ。川を背にして敵に対峙した韓信の故事に由来。
図に乗るの意味、語源、由来を解説。調子に乗る、つけあがること。仏教の法会などで僧が唱える声明で、難しい転調の「図」が、うまくできた時に言ったことに由来。
沽券に関わるの意味、語源、由来を解説。面目やプライドに影響があること。土地や家屋の売り渡し証文を指す「沽券」が、売値も表すようになり、人の値打ちや品位の意味に派生。
釘を刺すの意味、語源、由来を解説。後で問題が起きないよう事前に確実にすること。日本建築で、木材をはめ込む工法だったものが、念のために釘で固定するようになったことから生じた言葉。
二の句が継げないの意味、語源、由来を解説。驚きやあきれで言葉に詰まる状況。雅楽の朗詠で、二段目の句が息切れしやすく難しい高音域であることに由来。
二の舞の意味、語源、由来を解説。他人の後に続いて同じ失敗をすること。わざと失敗しながら安摩の舞を滑稽に真似て演じる雅楽の舞に由来。
破れ鍋に綴じ蓋の意味、語源、由来を解説。どんな人にも合う相手がいることや、似たもの同士がよく合うことのたとえ。