身から出た錆/みからでたさび
身から出た錆の意味、語源、由来を解説。自分の行いが原因で苦しむこと。刀身の手入れを怠り錆が生じることから、自己責任を示す表現に。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
身から出た錆の意味、語源、由来を解説。自分の行いが原因で苦しむこと。刀身の手入れを怠り錆が生じることから、自己責任を示す表現に。
捕らぬ狸の皮算用の意味、語源、由来を解説。手に入れていないうちから当てにして計画を立てる行為。狸をまだ捕まえていないのに、狸の皮で儲けを計算するところから。
なしのつぶての意味、語源、由来を解説。返事のないこと。小石(つぶて)を投げても戻らないことから生まれた表現。「梨」は「無し」に掛けた語呂合わせ。
逆鱗に触れるの意味、語源、由来を解説。目上の人を怒らせること。竜の逆さに生えた鱗に触れると、竜が怒って必ず殺されるという伝説から。
暖簾に腕押しの意味、語源、由来を解説。張り合いがないことのたとえ。語源には二つの解釈があるが、「腕押し」は「腕相撲」の意味とする説がやや有力。
半畳を入れるの意味、語源、由来を解説。他人の行動を茶化す行為。江戸時代の芝居小屋で、役者の演技が気に入らないと半畳を投げ入れたことに由来。
癪に障るの意味、語源、由来を解説。不快感による腹立ちを表す。腹が立った時には「癪」のように胸や腹が痛むことから。
泣いて馬謖を斬るの意味、語源、由来を解説。規律や秩序を保つためには、愛する者であっても厳しく処分すること。規律を守るため愛弟子を処罰した諸葛亮の逸話から。
水を向けるの意味、語源、由来を解説。相手の関心を自分の方向に誘うこと。霊を呼び出す巫女の儀式から発生した表現。
焼きが回るの意味、語源、由来を解説。歳を取るなどして頭の働きや腕前など、能力が衰えること。刃物を作る際の焼き入れで、火が回り過ぎることにたとえた語。
虎の子の意味、語源、由来を解説。大切に持ち続けて手放さないものや秘蔵の金品のこと。子を非常に大事にし、愛情深く育てる母虎の性質に由来する。
蓼食う虫も好き好きの意味、語源、由来を解説。人の好みは千差万別であるということ。苦味のある蓼を好んで食べる虫もいることから。