お墨付き/おすみつき
お墨付きの意味、語源、由来を解説。権威のある人から与えられる許可や保証のこと。将軍や大名が臣下に領地を保証する文書に、署名や花押が墨で記されたことから。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
お墨付きの意味、語源、由来を解説。権威のある人から与えられる許可や保証のこと。将軍や大名が臣下に領地を保証する文書に、署名や花押が墨で記されたことから。
買って出るの意味、語源、由来を解説。自ら進んで何かを引き受けること。花札で下座の者が勝負に参加するために、上座の者から役札を買い上げる行為から。
火蓋を切るの意味、語源、由来を解説。競争や試合、戦争が始まること、物事に着手すること。火縄銃を撃つために火蓋を開く行為から。
のっぴきならないの意味、語源、由来を解説。進退窮まる状況を表す。「退く」「引く」に打ち消しの「ならない」が付くことで、避けることも退くことも不可能な意味を持つようになった。
六日の菖蒲の意味、語源、由来を解説。時機を逃して役に立たないことのたとえ。端午の節句には菖蒲を使った風習があり、その翌日に菖蒲を用意しても遅いことから。
馬が合うの意味、語源、由来を解説。馬と騎手の息がぴったりと合う様子から転じ、人間同士の気持ちや考え方が一致することを指す表現。
覆水盆に返らずの意味、語源、由来を解説。取り返しのつかないこと、一度別れた夫婦が復縁しないことを意味する。中国『拾遺記』の故事に基づく。
横槍を入れるの意味、語源、由来を解説。第三者が会話や交渉に割り込む行為を表す。戦場で両軍が戦っている中、別の軍が横から槍で攻撃する様子から生じた表現。
元の木阿弥の意味、語源、由来を解説。良い状態から初めの状態に戻ることを示す。戦国時代、筒井順昭の死を隠すために使われた替え玉、盲人の木阿弥の話に由来。
矛盾の意味、語源、由来を解説。矛も盾も最強であると言って売る楚の国の商人の話から、辻褄が合わないことを意味するようになった。
けちをつけるの意味、語源、由来を解説。不吉な出来事を意味する「怪事(けじ)」が音変化し「けち」となり、そこから難癖をつける意味に変化。
揚げ足を取るの意味、語源、由来を解説。相撲や柔道で相手が技を掛ける際に揚げた足を取ることから転じ、言葉尻や小さな失敗をとらえて相手を責める意味に。