圧巻/あっかん
圧巻の意味、語源、由来を解説。書物や催し物の中で最も優れている部分。中国の官吏登用試験「科挙(かきょ)」に由来する語で、最も優れた答案が他の答案を押すように一番上に置かれたことから。
表現・感情に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
圧巻の意味、語源、由来を解説。書物や催し物の中で最も優れている部分。中国の官吏登用試験「科挙(かきょ)」に由来する語で、最も優れた答案が他の答案を押すように一番上に置かれたことから。
とことんの意味、語源、由来を解説。最後の最後まで、徹底的に、最後までという意味で副詞的に用いられる。語源は日本舞踏の足拍子の音「トコトントコトン」から。
ユーモアの意味、語源、由来を解説。上品で気が利いた洒落を指す。英語「humor」からで、ラテン語の「フモール(湿気、体液)」に由来。
金輪際の意味、語源、由来を解説。決して、絶対に、二度との意で、打ち消しの語を伴って使われる。仏教用語に由来し、「金輪」は大地の世界を意味する。
兎に角の意味、語源、由来を解説。何はともあれ、さておきの意。「とかく」の当て字「兎角」を真似たもので、意味上の直接的な関連はなく、夏目漱石によって広まった。
挙げ句の果ての意味、語源、由来を解説。さまざまなことを試した最終的な結果を表す。連歌や連句の最後の七・七の句「挙句」から、最終結果を意味。
結局の意味、語源、由来を解説。物事の最終的な結末や最後の結論を指す。元々は、囲碁などで一局終えることを意味していた語。
とどのつまりの意味、語源、由来を解説。結局のところ、最終的な結果を意味する。ボラの成魚名「トド」からの説は根拠がなく、「とど(止め)」と「つまり(詰まる)」から。
名字(苗字)の意味、語源、由来を解説。家に代々伝わる名、姓、家名を意味する。平安時代中期から、武士が名田にちなんだ字(あざな)を作るようになったことに由来。
やぶさかではないの意味、語源、由来を解説。努力を惜しまない、喜んで行動すること。物惜しみする意味の「やふさがる」やケチである意味の「やふさし」と同源。
醍醐味の意味、語源、由来を解説。物事の本当の面白さや深い味わいのこと。元は仏教語で、「醍醐」は乳製品の最上の味わいを持つ段階を指したことから。
仏頂面の意味、語源、由来を解説。無愛想で不機嫌な顔つきを表す言葉。知恵と威厳が特徴の仏頂尊から来ており、その表情が無愛想で不機嫌に見えることから。