心配/しんぱい
心配の意味心配とは、事の成り行きなどが気になり、思いわずらうこと。気がかり。気にかけて世話すること。心配の由来・語源心配は「心配り」を音読して作られた和製漢語で、江戸時代から使われ始め
表現・感情に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
心配の意味心配とは、事の成り行きなどが気になり、思いわずらうこと。気がかり。気にかけて世話すること。心配の由来・語源心配は「心配り」を音読して作られた和製漢語で、江戸時代から使われ始め
驚くの意味驚くとは、意外なことに出くわして衝撃を受ける。心の平静を失う。びっくりする。はっとして気がつく。目が覚める。驚くの由来・語源驚くの語源には、「怖(おぢ)」の転「おどろ」に「く
楽しいの意味楽しいとは、満足で愉快な気持ちである。快い。楽しいの由来・語源楽しい時、人は手を伸ばして喜び舞うことから、「手伸舞(たのしまう)」や「手伸し(たのし)」が語源といわれる。
サインの意味サインとは、署名。符号。信号。合図。スポーツで味方同士で交わす手振りなどによる指示。サインの由来・語源サインは、英語「sign」からの外来語。ただし、「サインする」は「
蟹文字の意味蟹文字とは、欧文、特に、英文をさしていう語。外国語。横文字。蟹文字の由来・語源蟹文字は、カニが横に這うように書く文字であることに由来し、「蟹行文字(かいこうもじ)」とも呼ば
文字の意味文字とは、点や線などを組み合わせによって言語を表現するために使われる記号。字。文章。読み書きや学問。言葉。文言。文字の由来・語源もじの語源は、「文字」の字音から。「もんじ」の
氏の意味氏とは、古代における血統集団。また、その呼称。転じて、家柄・家系、家の名称や名字をいう。姓。氏の由来・語源氏の旧かなは「うぢ」。語源は諸説あるが、「外」に対する「内・中(う
かばねの意味かばねとは、古代豪族が氏の下に付けて政治的・社会的地位を示した称号。臣(おみ)・連(むらじ)・造(みやつこ)・君(きみ)・直(あたい)・史(ふびと)・県主(あがたぬし)・村主(すぐり)
いみなの意味いみなとは、生前の行状によって死後に贈る称号。諡(おくりな)。生前は口にすることをはばかった貴人の実名。いみなの由来・語源いみなは、口にすることをはばかった名で「忌み名」の
あざなの意味あざなとは、中国で成人男子が実名のほかにつけた名。日本でも中国の風習に習い、学者・文人などがつけた。実名以外に他人が呼びならわした名。あだ名。通称。あざなの由来・語源あざな
ニックネームの意味ニックネームとは、本名のほかに、親しみを込めて呼ばれる名。人・動物・物・場所などにつけられる愛称。あだ名。ニックネームの由来・語源ニックネームは、英語「nicknam
演説の意味演説とは、大勢の人の前で自分の意見・主義・主張を述べること。演舌。演説の由来・語源漢語の「演説」は、「演」が「講釈する」、「説」が「道理・教義・意義」で、道理や意義を述べ解く
無頓着の意味無頓着とは、物事を気にかけず平気なこと。また、そのさま。無頓着の由来・語源無頓着は、「頓着」の否定形。「無頓着」が用いられる以前の否定形は、「頓着無い」「頓着せず」と言って
嬉しいの意味嬉しいとは、望み通りになったり、その方向に向かったりして喜ばしい。相手に感謝するさま。嬉しいの由来・語源うれしいの「うれ」は、「心」の意味の「うれ(うら)」が語源と考えられ
おべんちゃらの意味おべんちゃらとは、口先だけで相手の機嫌を取ろうとすること。また、その時のお世辞やそれを言う人。おべんちゃらの由来・語源おべんちゃらは、「べんちゃら」に接頭語の「お(御
なるほどの意味なるほどとは、同意したり、納得したりする気持ちを表す語。確かに。本当に。なるほどの由来・語源なるほどの「なる」は「実現する」「出来上がる」「成立する」ことを表す「成る」。
切口上の意味切口上とは、一語一句の区切りをはっきりさせていう言い方。改まった堅苦しい話し方。形式的で無愛想な言い方。切口上の由来・語源歌舞伎役者が観客に述べる挨拶を「口上」といい、一日
さびしい/さみしいの意味さびしいとは、本来あるものが失われ満たされない気持ちである。物足りない。人恋しく物悲しい。人がいなくて心細い。人の気配がなくひっそりしている。さみしいとは、「さびしい」
悲しいの意味悲しいとは、心が病んで泣けてくるようだ。つらく切ない気持ちだ。悲しいの由来・語源古く、悲しいは「心が強く痛むさま」「切ないほどいとおしい」「かわいくてならない」「悔しい」「
恋の意味恋とは、異性に強く惹かれて切なく思うこと。また、その心。恋愛。恋慕。恋の由来・語源恋の動詞表現は、現代では「恋する」が一般的であるが、古くは「恋ふ(こふ・こう)」で、「恋ふ」の
乙の意味乙とは、しゃれて気が利いているさま。趣のあるさま。粋なさま。乙の由来・語源乙は、十干の一つで甲に次いで二番目。「甲乙つけがたい」の「乙」は、「甲」を第一位としたときの二番目
淘汰の意味淘汰とは、不適当なものや不必要なものを除き、良いものを残すこと。自然の中で環境に適した生物が残り、適しないものは滅びる現象。選択。淘汰の由来・語源淘汰の「淘」は水洗いして選り分け
よもやま話の意味よもやま話とは、種々雑多な話題の話。いろいろな話。世間話。よもやま話の由来・語源「よもやま(四方山)」に「山」と付くのは、「やも」が「やま」に変化した後に当てられたもの
そんじょそこらの意味そんじょそこらとは、「そのへん」「そのあたり」を意味する「そこら」を強めていう語。「そんじょそこらの物とは違う」などと使う。そんじょそこらの由来・語源そんじょそこら
観念の意味観念とは、物事に対して抱く考えや意識。諦めること。覚悟すること。観念の由来・語源観念は、仏教用語で「観想の念仏」の略。「観」は、知恵を持って観察し、悟りを得ることを意味す
取り越し苦労の意味取り越し苦労とは、どうなるかわからない将来のことをあれこれ考えて、無駄な心配をすること。杞憂。取り越し苦労の由来・語源取り越し苦労は、江戸後期から使用例が見られる語。
タブーの意味タブーとは、触れたり口に出してはならないと禁じられている事柄や物。禁忌。禁制。タブーの由来・語源タブーは、英語「taboo」からの外来語。「taboo」は、明確に印をつ
お開きの意味お開きとは、会合や宴会などを終わりにすること。特に、婚礼などの祝宴に用いる。閉会。散会。お開きの由来・語源お開きは、会合や宴会、特に祝宴で「終わり」「散会(散る)」「閉会(
優しいの意味優しいとは、穏やかで好感がもてる。思いやりがある。上品で美しい。つつましやかである。易しいの意味易しいとは、平易である。容易である。わかりやすい。やさしいの由来・語源優
ちゅうちゅうたこかいなの意味ちゅうちゅうたこかいなとは、おはじき遊びなどで「二、四、六、八、一〇」と二つずつ数を数える代わりに唱える言葉。ちゅうちゅうたこかいなの由来・語源ちゅうちゅう
理想の意味理想とは、行為・性質・状態など、考えうる限り最高の状態。最も望ましい姿。理想の由来・語源理想は、哲学用語として用いられた語。明治14年(1881年)の『哲学字彙(初版)』
冥加の意味冥加とは、知らず知らずのうちに授かっている神仏の加護・恩恵。冥利。冥助。冥応。冥感。思いがけない幸せ。冥加の由来・語源冥加の「冥」は、「暗い」「覆われて光がないさま」のことで
要の意味要とは、ある物事の最も大切な事柄や人物。要点。要の由来・語源かなめの漢字「要」は当て字で、元々は、扇の末端にある骨を留めるための金具を指した。この金具は、カニの目のようであ
めどの意味めどとは、目当て。目標。物事の見通し。めどの由来・語源めどの語源は、植物の「メドハギ(蓍萩)」の古名「メド」からと考えられている。易占いで使う細い竹製の棒を「筮竹(ぜいち
ドヤ顔の意味ドヤ顔とは、誇らしげな顔つき。得意顔。したり顔。ドヤ顔の由来・語源ドヤ顔の「ドヤ」は、相手の気持ちをたずねる際に用いる「どうだ(如何だ)」の関西方言「どや(どうや)」。
仁義の意味仁義とは、ヤクザ・博打打ち・香具師などの間で行われる初対面の挨拶や、道徳・おきて。仁義の由来・語源仁義は、本来、儒教道徳で最も重んじられる根本理念のことである。「仁」は、
目論見の意味目論見とは、計画すること。企て。考え。また、その内容。目論み。目論見の由来・語源目論見は近世から見られる語で、動詞「もくろむ(目論む)」の連用形の名詞化。もくろむは、囲
紋切り型の意味紋切り型とは、型にはまったやり方。決まりきった形式。ステレオタイプ。紋切り型の由来・語源紋切り型は、文字通り、紋を切り抜くための型を指した語。近世頃から、「決まりきっ
とかくの意味とかくとは、あれやこれや。いずれにせよ。ともすれば。何はさておき。とかくの由来・語源とかくの「と」は、「あのように」「そのように」を意味する副詞。「かく」も「斯くして」
かしこの意味かしことは、女性が手紙の末尾に添えて敬意を表す語。あらかしこ。あらあらかしこ。かしく。かしこの由来・語源かしこは、形容詞「かしこい(賢い)」の古語「かしこし」の語幹から生じ
裏付けの意味裏付けとは、証拠や資料によって確実なものと証明すること。また、証明できる材料。裏付けの由来・語源裏付けは、室町時代に、証文などの裏書きや支払いの証として押す裏判を言った言葉
テロップの意味テロップとは、テレビカメラを通さず、テレビ画面に字幕・絵・写真などを直接写し出すための送信装置。また、その字幕や絵。テロップの由来・語源テロップは、英語「telop」から
いらっしゃいの意味いらっしゃいとは、おいでなさい。歓迎の気持ちを込めた挨拶の言葉。商店などの呼び込みの掛け声。いらっしゃいの由来・語源「入る」の尊敬表現「入らせらる(いらせらる)」とい
ふみの意味ふみとは、文字で書いたもの。文書。手紙。書状。書物。学問。特に漢学。ふみの由来・語源ふみの語源は、「文」の字音「フン」の転が定説。いにしえを顧みる意味から、鳥の踏みつけた
あらましの意味あらましとは、概略。おおかた。大筋。あらましの由来・語源あらましは、動詞「あり(有り・在り)」に推量の助動詞「まし」が付いた語。本来は「希望」や「願い」などを意味した
須くの意味須くとは、当然。多くは下に「べし」を伴ない、是非ともしなければならない気持ちを表す。須くの由来・語源須くは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「す
まずいの意味まずいとは、味が悪い。おいしくない。下手だ。具合が悪い。醜い。まずいの由来・語源まずいは、「味が足りない」「充足感が得られない」ところから、「貧しい」が語源。元は「マヅ
あまつさえの意味あまつさえとは、そればかりか。そのうえに。おまけに。多くは、悪いことが重なるときに用いる。あまつさえの由来・語源あまつさえは、「あまり(余り)」と助詞の「さえ」からなる
ひらがなの意味ひらがなとは、仮名の一種。漢字の草体から作られた草仮名をさらに簡略化した音節文字。女手。女文字。ひらがなの由来・語源ひらがなの成立は平安初期であるが、「ひらがな」という言
カタカナの意味カタカナとは、仮名の一種。万葉仮名として用いられた漢字の一部を使って作り出された音節文字。現在では、主に外来語・擬声語・擬態語などの表記に用いる。大和仮名。五十音仮名。略体仮名。