サーロイン/sirloin

意味

サーロインとは、牛肉の腰上部の部位。肉質は柔らかく、きめが細かい。ステーキやローストに最適。

サーロインの語源・由来

サーロインは、英語「sirloin」からの外来語。
「sirloin」は、14世紀のフランス語で「surlonge(シュールロンジュ)」と言った。
「sur」が「上部」「上の」、「longe」は「腰部」の意味である。
「surlonge」が「surloigne」に変化し、16世紀に英語に入って「surloyn」となり、「sirloin(サーロイン)」が生まれた。
サーロインの語源には、イギリスのヘンリー8世が夕食にこのステーキを出された際、あまりの美味しさに「このにサー(ナイト爵)の称号を与える」と言ったことから、「サー(ナイト爵)」の「ロイン(腰肉)」で「サーロイン」になったというがある。
また、チャールズ1世や2世にも、同様の話がある。
これらは俗説であるが、「sur」から「sir」へ変化する過程で、「サー」の称号にまつわる話が加わった可能性は考えられる。

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