責任転嫁/せきにんてんか
責任転嫁の意味責任転嫁とは、自分が負うべき責任を他人になすりつけること。責任転嫁の由来・語源責任転嫁の「転嫁」は、「嫁を転がす(転がる)」といった意味ではなく、「二回目の嫁入り(再嫁)
四字熟語の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
責任転嫁の意味責任転嫁とは、自分が負うべき責任を他人になすりつけること。責任転嫁の由来・語源責任転嫁の「転嫁」は、「嫁を転がす(転がる)」といった意味ではなく、「二回目の嫁入り(再嫁)
無病息災の意味無病息災とは、病気をせず健康であること。無病息災の由来・語源「無病」も「息災」も、病気をしないこと、何事もなく達者なことを意味する。「息災」は仏教語で、仏の力で災害や
悲喜こもごもの意味悲喜こもごもとは、悲しみと喜びを代わる代わる味わうこと。悲喜こもごもの由来・語源悲喜こもごもの「こもごも」は、漢字で「交交(交々)」と書き、「代わる代わる」「次々に」
小春日和の意味小春日和とは、初冬のあたかも春のような穏やかで暖かい日和。小春日和の由来・語源小春を「春先」の意味と誤解し、春先の暖かくなり始めた頃に「小春日和」を使う人が多いが、春に使
遮二無二の意味遮二無二とは、一つのことをがむしゃらに行うさま。ただひたすらに。むやみに。遮二無二の由来・語源「しゃにむに」は、18世紀半ばに見られる語。「しゃにむに」と意味や語形が
判官贔屓の意味判官贔屓とは、不遇な身の上の人や弱い者に同情して肩を持ったり、応援すること。「はんがんびいき」とも読む。判官贔屓の由来・語源判官とは平安時代に置かれた検非違使の尉のことだ
飛兎竜文の意味飛兎竜文とは、才能のあるすぐれた子供。「竜」は「りょう」、「文」は「もん」とも読む。飛兎竜文の由来・語源「飛兎」と「竜文」は共に、足の速い優れた馬、駿馬の名前である。
言語道断の意味言語道断とは、あまりにもひどく、言葉で言い表せないほどであること。とんでもないこと。もってのほか。言語道断の由来・語源言語道断は元仏教語で、仏法の奥深い真理は言葉で説明し
唯々諾々の意味唯々諾々とは、何事にも他人の言いなりになるさま。唯々諾々の由来・語源唯々諾々の「唯」には「ただ」「ひたすら」という意味のほか、即座に「はい」と返事をする意味があり、「唯々
八面六臂の意味八面六臂とは、多方面めざましい活躍をしたり、一人で何人分もの働きをすること。八面六臂の由来・語源八面六臂の「面」は「顔」、「臂」は「肘(ひじ)・腕」の意味。阿修羅など
阿鼻叫喚の意味阿鼻叫喚とは、災害時など悲惨な状況に陥り、人々が泣き叫ぶさま。阿鼻叫喚の由来・語源阿鼻叫喚は、「阿鼻地獄」と「叫喚地獄」を合わせた仏語である。阿鼻は、サンスクリット語
傍若無人の意味傍若無人とは、周りの人の目など気にせず、勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。傍若無人の由来・語源傍若無人の出典は、中国の『史記(刺客列伝)』の次の故事から。秦の
呉越同舟の意味呉越同舟とは、仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせること。また、共通の利害のために協力しあったり、行動を共にすること。呉越同舟の由来・語源呉越同舟は、『孫子』第十一篇「九地
臥薪嘗胆の意味臥薪嘗胆とは、復讐のために辛苦すること。目的を達成するために苦労・努力を重ねること。臥薪嘗胆の由来・語源臥薪嘗胆の「臥薪」は、薪(たきぎ)の上に寝ること。「嘗胆」は、苦い胆(
偕老同穴の意味偕老同穴とは、夫婦が仲むつまじく、契りが固いこと。「偕老同穴の契りを結ぶ」や「偕老の契り」と使用される。偕老同穴の由来・語源偕老同穴は、『詩経』の「子と偕(とも)に老いん
無茶苦茶の意味無茶苦茶とは、道理に合わないこと。程度が甚だしいこと。知識がないこと。乱暴なさまなどを表す「無茶」を強めていう語。滅茶苦茶。無茶苦茶の由来・語源無茶苦茶の語源には、「無茶
白河夜船の意味白河夜船とは、何も気がつかないほどぐっすり眠ること。熟睡していて何も気づかないこと。白河夜船の由来・語源白河夜船の「白河」は京都の地名で、古くは賀茂川と東山との間の地域を
柳眉倒豎の意味柳眉倒豎とは、美しい女性が眉を吊り上げて怒ること。柳眉倒豎の由来・語源柳眉は、柳のように細く美しい眉を表し、美人の眉の形容としても用いられる語。倒豎は、逆さまに立てる
朝三暮四の意味朝三暮四とは、目先の違いにとらわれ、結果が同じになることに気がつかないこと。言葉たくみに人をだますこと。朝四暮三(ちょうしぼさん)。朝三暮四の由来・語源朝三暮四は、中国の『列
馬耳東風の意味馬耳東風とは、他人の忠告や評判を聞き流し、心にも留めず知らん顔をしていること。馬耳東風の由来・語源馬耳東風の「東風」は、東から吹く暖かい風で「春風」の意味。馬耳東風の「馬
手前味噌の意味手前味噌とは、自分で自分のことを褒めること。自慢。手前味噌の由来・語源手前味噌という際の「手前」は、「自分のすぐ前」という意味ではなく、「自家製」や「自前」、また一人称の「自
一枚看板の意味一枚看板とは、団体の中心的人物。他に大した取り柄はないが、唯一誇れる魅力的な事物。一枚看板の由来・語源一枚看板は、上方の歌舞伎用語で劇場の前に掲げた大きな看板を表し、江戸
酒池肉林の意味酒池肉林とは、酒や食べ物が豊富にある、非常に贅沢な酒宴。「酒地肉林」と書くのは間違い。酒池肉林の由来・語源酒池肉林は、『史記(殷本紀)』の「以酒為池、懸肉為林(酒を以て池とな
がむしゃらの意味がむしゃらとは、一つの目的に向かって、後先を考えず夢中に行動するさま。がむしゃらの由来・語源がむしゃらは、向こう見ずにふるまうことを意味する「がむしゃ」に、接尾語「ら」
内股膏薬の意味内股膏薬とは、その時次第であっちについたり、こっちについたり、節操のないこと。内股膏薬の由来・語源内股膏薬の「膏薬」は、練って作った外用薬のこと。股の内側に膏薬を貼る
一騎当千の意味一騎当千とは、並はずれて強い人。非常に優れた才能や技術の持ち主。一騎当千の由来・語源一騎当千は、一騎で千人の敵に対抗できるほど強いと武士の強さを喩えた言葉であった。や
有象無象の意味有象無象とは、群がり集まった取るに足らない者たち。種々雑多なつまらない連中。有象無象の由来・語源有象無象は、仏教用語の「有相無相(うそうむそう)」に由来する。有相無相
温故知新の意味温故知新とは、歴史・思想・古典など昔のことをよく調べ研究し、そこから新しい知識や見解を得ること。温故知新の由来・語源温故知新は、『論語(為政篇)』の出典によるもので、孔子が師
四面楚歌の意味四面楚歌とは、周りを敵や反対者に囲まれて孤立し、助けのない状態のたとえ。孤立無援。四面楚歌の由来・語源四面楚歌は、中国前漢時代の史書『史記(項羽本紀)』の故事による。その
依怙贔屓の意味依怙贔屓とは、自分の気に入った気に入った者だけを特別に可愛がったり、肩を持つこと。依怙贔屓の由来・語源依怙贔屓は「依怙」と「贔屓」が合わさった四字熟語で、江戸時代初期から
海千山千の意味海千山千とは、世の中で様々な経験を積み、物事の裏表を知り尽くしてずる賢いこと。また、そのような人。したたか者。海千山千の由来・語源海千山千は、「海に千年、山に住んだ蛇は竜
四苦八苦の意味苦八苦とは、大変な苦しみ。非常に苦労すること。四苦八苦の由来・語源四苦八苦は、本来、人間のあらゆる苦しみのことをいう仏教語である。「四苦」とは「生老病死(しょうろうび
物見遊山の意味物見遊山とは、物見と遊山。気晴らしに見物や遊びに行くこと。物見遊山の由来・語源物見遊山の「物見」は、文字通り、物を見ることで、見物することを表す。「遊山」は、気晴らし
切磋琢磨の意味切磋琢磨とは、学問や道徳に努め励むこと。また、仲間同士で励まし競いあって向上すること。切磋琢磨の由来・語源切磋琢磨の出典は、中国最古の詩集『詩経』の「衛風(えいふう)・淇
大器晩成の意味大器晩成とは、本当の大人物になる者は、世に出て大成するまでに時間がかかることのたとえ。大器晩成の由来・語源大器晩成の出典は、中国の『老子』の41章「大方無隅、大器晩成」。
他力本願の意味他力本願とは、自分では何もせず、他人の力に頼って事をなすこと。他人任せにすること。他力本願の由来・語源他力本願は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人によって広められた仏教語。
疑心暗鬼の意味疑心暗鬼とは、疑いの心があると、何でもないものまで恐れたり、怪しく見えること。疑心暗鬼の由来・語源疑心暗鬼の「疑心」は、仏教から出た言葉で、「六根本煩悩」のひとつとされ、
一生懸命の意味一生懸命とは、全力を挙げて物事をするさま。命懸けで物事をするさま。一生懸命の由来・語源一生懸命は、「一所懸命」が本来の形である。一所懸命は、中世の武士が先祖伝来の所領
厚顔無恥の意味厚顔無恥とは、あつかましく恥知らずなこと。厚顔無恥の由来・語源厚顔無恥の「厚顔」は、単独でも、あつかましく恥知らずなことを意味する。中国最古の詩集『詩経』に「巧言くわ
二束三文の意味二束三文とは、数が多くても値段が非常に安くて値打ちがないこと。ほとんど利益なしで売るときの値段。二束三文の由来・語源二束三文の「文」は、昔のお金の低い単位。二束三文は
四六時中の意味四六時中とは、一日中。いつも。四六時中の由来・語源四六時中は、元々「二六時中」と言われていた。二六時中は、一日の時間を「子の刻」「丑の刻」など、干支の十二刻で表してい
羊頭狗肉の意味羊頭狗肉とは、実質や内容が見かけと一致しないこと。見掛け倒しのこと。羊頭狗肉の由来・語源羊頭狗肉は「羊頭を掲げて狗肉を売る」を略した四字熟語で、出典は中国宋時代の禅書『無
一期一会の意味一期一会とは、一生に一度限りの機会。一期一会の由来・語源一期一会の語源は、「茶会に臨む際は、その機会を一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ」といった、茶