イヌノフグリ/犬の陰嚢/いぬのふぐり

意味

イヌノフグリとは、オオバコ科の二年生の雑草。葉は卵円形。春、淡いピンク色の小さな花を開く。

語源・由来

イヌノフグリの実は丸みのある扁平で縦溝があり、犬のふぐり(陰嚢)の形に似ていることからこの名がある。
雄犬のふぐりがよく目についたことから、このような名前が付けられたと考えられる。

俳句などで「いぬふぐり」と呼んでいるのはこの種ではなく、明治中頃に渡来したヨーロッパ原産のオオイヌノフグリのことである。

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