論う/あげつらう

あげつらうの意味

あげつらうとは、物事の是非を論じ立てる。些細な非などを取り立てて大袈裟に言う。

あげつらうの語源・由来

あげつらうの「あげ」は「挙げ」、「つらう」は「言いずらふ」「引こずらふ」など動作や状態が長く続くことを表す「つらふ」。
漢字「論」の訓として、漢文訓読を通して後世に伝わった語で、本来は「議論する」を意味し、マイナスのニュアンスを含む言葉ではなかった。
「欠点をあげつらう」のように、非難を込めて述べ立てるという、マイナスの意味を含む言葉として使うようになったのは、近世以後である。

あげつらうの類語・言い換え

論じ立てる/述べ立てる/言い立てる/並べ立てる/故障を入れる/棚卸しする目くじらを立てる/とやかく言う/揚げ足を取るけちをつけるいちゃもんをつける/難癖をつける/難をつける/論難する/非難する/批判する/酷評する/否定する/責める/ディスる/ディスリスペクトする/貶す/腐す/こき下ろす/当て擦る/当てつける

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