棚卸し/店卸し/たなおろし

意味

棚卸しとは、決算や整理、毎月の損益計算のために在庫の商品・原材料・製品の種類・数量・品質を調査し、価格を評価すること。他人の欠点をいちいち数え上げること。

棚卸しの語源・由来

棚卸しは文字通り、棚から品物をおろすことで、近世には、正月上旬の吉日や7月に、棚に上げておいた品物をおろして調べられていた。
棚卸しの「卸し(卸す)」は、「下ろす」と同源である。
「店卸し」とも表記するのは、商品棚を「」とも表記するためで、「店棚」を表す場合に多く使われる。
棚卸しは品物をひとつひとつ調べることから、普段の行いを調べ上げる意味でも用いられ、転じて、他人の欠点を数え上げる意味にもなった。

棚卸しの類語・言い換え

在庫の棚卸し

インベントリー
在庫調査
数え上げる

他人の欠点を棚卸しする

あげつらい/小喧しい/下馬評あげつらう/重箱の隅をつつく/言い立てる/並べ立てる/述べ立てる/論じ立てる/けちをつける/こき下ろす

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