三昧/さんまい/ざんまい

三昧の意味

三昧とは、名詞や形容動詞の語幹に付いて「ざんまい」の形で用い、そのことに熱中すること。心のおもむくままにすること。ともすればその傾向になることの意を表す。

三昧の語源・由来

三昧は、サンスクリット語「samādhi」の音写で、元は仏教語。
「三摩提」や「三摩地」とも音写し、「定」「正定」「正受」「等持」などとも訳される。
仏教語では、心を一つの対象に集中して動揺しない状態をいうが、一般には「一つに集中する」という意味に重点が置かれ、良くないことや罵りの気持ちを込めて使われることも多い。
熱中する意味では「読書三昧」、心のままにする意味では「贅沢三昧」、その傾向になる意味では「刃物三昧」などの使い方をする。

三昧の類語・言い換え

没頭/没入/集中/熱中/夢中/浸る/耽る/入り込む/うつつを抜かす/一筋/だけ/漬け/づくし/ほかはない/天国/道楽

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