卯/う/卯年/うどし

卯/卯年の意味

卯とは、干支(十二支)の4番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「東」。旧暦2月の異称。前は寅、次は辰。
卯年とは、西暦年を12で割った際、余りが7となる年。うさぎ年。

卯/卯年の語源・由来

漢字の「卯」は、門を無理に押し開けて中に入り込むさまを表した字で、「冒(おかす)」と同系の語。
『漢書 律暦志』では、「おおう」を意味する「冒」で、草木が伸び出て地面を覆うようになった状態を表すと解釈されている。
『史記 律書』では、「茂(ぼう・しげる)」の意味で、若葉が茂ってきた状態としている。
この「卯」を「うさぎ」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。

卯/卯年の類語・言い換え

干支の卯

うさぎ年/丁卯/己卯/辛卯/癸卯/乙卯/十二支/地支/日読み/干支

方角の卯

陰暦2月の卯

卯月(ぼうげつ)/卯の月/建卯月/2月/February/如月/更衣/衣更着/令月/梅見月/梅つ月/梅つ五月/花朝/初花月/小草生月/木の芽月/雪消月/雪解月/恵風/夾鐘/仲春/仲陽/仲の春/降婁

その他の十二支

子年丑年寅年辰年巳年午年未年申年酉年戌年亥年

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