阿吽の呼吸/あうんのこきゅう

意味

阿吽の呼吸とは、二人以上が一つの事をするの微妙なタイミングや気持ち。また、それが一致すること。

阿吽の呼吸の語源・由来

阿吽の呼吸の「阿吽」は、サンスクリット語「a-hum」の音写。
「阿」はを開き、「吽」は口を閉じて発する声のことで、そこから「呼気」と「吸気」の意味となり、両者が息を合わせることを「阿吽の呼吸」と言うようになった。
寺社の山門にある狛犬や仁王の口は一体が口を開き、一体は口を閉じて「阿吽」を表している。
密教では、阿吽が「万物の根源」と「一切が帰着する知徳」の象徴とされている。
これは梵語の悉曇(しったん)の字母表で、最初の韻が「阿(a)」、最後の韻が「吽(hum)」であることに由来する。

阿吽の呼吸の類語・言い換え

阿吽の仲/息ぴったり/絶妙なコンビネーション/息が合う/呼吸が合う/シンクロ/シンクロナイズ/通じ合う/相通じる/つうと言えばかあ/ツーカー/つうかあ/以心伝心/拈華微笑/テレパシー/暗黙の了解/不文律/肝胆相照らす/気心が知れる/察する/打てば響く/腹芸

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