セリ/芹/せり

意味

セリとは、セリ科の多年草。田の畦や川岸など湿地に自生。水田で野菜としても栽培される。春の七草の一。

語源・由来

セリの語源には、一所に競り合って生えるところから「せり(競り)」や、迫り合って生えるところから「せまり(迫り)」。煮て食べると「セリセリ」とがするところからなど諸説ある。
有力とされているのは、「競り」か「迫り」の説であるが、セリ以外にも競り合うように生えている植物は多く、セリよりも密集して生える植物も多いため疑問が残る。
アイヌ語でも「seri」と言うため、アイヌ語から日本語に入ったとも考えられるが、アイヌ語の「seri」は日本語からの借用と考えられている。

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