クエン酸/くえんさん

クエン酸の意味

クエン酸とは、柑橘類に多く含まれる有機化合物。に溶けやすく、爽やかな酸味があるため、清涼飲料水などに利用される。

クエン酸の語源・由来

クエン酸の「クエン」とは、中国語で「シトロン(マルブシュカン)」を指す「枸櫞(くえん)」のこと。
日本では、シトロン以外にも酸味のあるレモン類を表す言葉として「枸櫞」が用いられていた。
この化合物は、それら柑橘類に特に多く含まれる有機酸であることから、「枸櫞酸」と名付けられた。
現代では「クエン酸」と書くのが一般的だが、戦前までは「枸櫞酸」と漢字表記されていた。

クエン酸の類語・言い換え

酸味成分/酸っぱい成分/酸味物質/酸っぱい物質/酸味/ヒドロキシ酸/有機酸/有機化合物

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