酉/とり/酉年/とりどし

意味

酉とは、干支(十二支)の10番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「西」。旧暦8月の異称。前は申、次は戌。
酉年とは、西暦年を12で割った際、余りが1となる年。

語源・由来

漢字の「酉」は、口の細い酒壺を描いたもので、「酒」に関する字に用いられ、収穫した作物から酒を抽出する意味や、収穫できる状態であることから「実る」も表す。
つまり、酉は果実が成熟した状態を表していると考えられる。
この「酉」を「ニワトリ」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。

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