猫に小判／ねこにこばん
猫に小判の意味、語源、由来を解説。価値のわからない者に貴重なものを与えても無駄であることのたとえ。
しらを切る／白を切る／しらをきる
しらを切るの意味、語源、由来を解説。わざと知らないふりをする行為。「しら」は「知らぬ」の略、「切る」は目立つ口ぶりや態度をする意。
仁義／じんぎ
仁義の意味、語源、由来を解説。ヤクザなどの間で行われる挨拶や道徳。本来は、儒教の根本理念のこと。ヤクザの挨拶は「辞宜・辞儀」に由来。
嘘も方便／うそもほうべん
嘘も方便の意味、語源、由来を解説。場合によっては嘘をつくことも必要であるということ。『法華経譬喩品』の「三車火宅」のたとえに由来。
つうと言えばかあ／つうといえばかあ
つうと言えばかあの意味、語源、由来を解説。互いに深く理解し合っていることを示す。「つぅことだ」に対し「そうかぁ」と答えるところから。
目論見／もくろみ
目論見の意味、語源、由来を解説。計画することや、その内容。囲碁で目を計算することを表す「もくろむ」に由来。
勘当／かんどう
勘当の意味、語源、由来を解説。親子などが縁を切ること。元々は、罪を法に照らし合わせ考え、処罰を決めることをいった。
紋切り型／もんきりがた
紋切り型の意味、語源、由来を解説。型にはまったやり方を表す。紋を切り抜く型に由来し、決まりきった形式の意は近世から。
兎角／とかく
とかくの意味、語源、由来を解説。あれやこれや、いずれにせよ。「と」と「かく」の二つの副詞が合わさった語。
殆ど／ほとんど
ほとんどの意味、語源、由来を解説。大多数、だいたいを表す。「辺」や「側」を意味する「ほとり」の語根「ほと」を重ね音変化した語。
かてて加えて／糅てて加えて／かててくわえて
かてて加えての意味、語源、由来を解説。その上に、さらにの意で、よくない事が重なるときに用いる。「かて」は「かつ（糅つ）」の連用形。
おっとり刀／押っ取り刀／おっとりがたな
おっとり刀の意味、語源、由来を解説。大急ぎで駆けつけるさま。「おっとり」は、急いで手に取る意の「押っ取る」の連用形。