剣が峰/剣ヶ峰/けんがみね

意味

剣が峰とは、ぎりぎりの状態。絶体絶命。成否の決まる瀬戸際相撲で、土俵の俵の一番高いところ。また、そこにがかかって後がない状態。

語源・由来

剣が峰(剣ヶ峰)は、本来、火山の噴火口の周縁のこと。特に、富士山の山頂についていう。
剣が峰に立つと今にも落ちそうで、そこを踏み堪えられるか否かによって生死が決まることから、余裕がなくぎりぎりの状態、成否の決まる瀬戸際を「剣が峰に立たされる」というようになった。
相撲の土俵縁を「剣が峰」と呼ぶのも、そこを境にが残るか否かで勝敗が決まるためである。

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