意味
虫酸が走るとは、胸がむかむかするほど不快でたまらない。
語源・由来
虫酸が走るの「虫酸(虫唾)」は、胸がむかむかした時に胃から口に出てくる酸っぱい液のことで、「走る」は口に出てくること。
虫酸が走るは、虫酸が口に出てくるほど、不快でたまらないという意味になる。
虫酸の語源には、胃の中にいる寄生虫が出す唾液と考えた「虫の唾」とする説と、寄生虫による酸っぱい液なので「虫の酸」とする説がある。
そのため、漢字も「虫酸」と「虫唾」の表記があり、歴史的仮名遣いも「むしづ」と「むしず」の二説ある。
類語・言い換え
ムカムカする/ムカつく/胸糞が悪い/胸気/吐き気がする/反吐が出る/嘔吐を催す/不快/不愉快/癪に障る/癇に障る/気に障る/神経に障る/気分が悪い/気分を害する/気を悪くする/感情を害する/鼻持ちならない/忌々しい/苦々しい/イライラする/イラつく/苛立つ/苛立たしい/心疚しい/気持ち悪い/キモい/ぞわぞわする/歯が浮く/鳥肌が立つ/粟立つ/身の毛がよだつ/身の毛もよだつ/身の毛立つ/身震いする/眉を曇らす/眉をひそめる/かちんと来る/頭に来る/怒りを覚える/腹が立つ/向かっ腹が立つ/腹立つ/腹立たしい/気が立つ/憎らしい/憎たらしい/憤る/憤慨する/嫌悪する/憎悪する/憎む/嫌う/毛嫌いする/疎ましい/厭わしい/忌まわしい/おぞましい/気味悪い/薄気味悪い/小気味悪い/底気味悪い/気色悪い/きしょい/グロい