嵩にかかる/嵩に懸かる/かさにかかる
嵩にかかるの意味、語源、由来を解説。優勢に乗じて攻めることや威圧的な態度。「嵩」は物の分量や大きさ、「かかる」は頼りにする意。勢力に頼って敵を圧倒する用法から。
ことわざ・慣用句の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
嵩にかかるの意味、語源、由来を解説。優勢に乗じて攻めることや威圧的な態度。「嵩」は物の分量や大きさ、「かかる」は頼りにする意。勢力に頼って敵を圧倒する用法から。
鬼の霍乱の意味、語源、由来を解説。普段は丈夫な人が珍しく病気になること。「鬼」は強くて丈夫な人、「霍乱」は急性で苦しむ病のことで、珍しく病気になることのたとえ。
たたらを踏むの意味、語源、由来を解説。よろめき勢い余って歩む様子。空気を送り込む「たたら」を勢いよく踏む動作にたとえた表現。
正鵠を射るの意味、語源、由来を解説。物事の核心を的確に捉えること。「正」と「鵠」は的の中心の黒点を意味する。
横紙破りの意味、語源、由来を解説。道理に反して物事を強行すること。和紙は縦には裂けやすいが、横に破るのは難しいことから来た表現。
降って湧くの意味、語源、由来を解説。物事が突然起こる様子を表す。天から降り地から湧くことが同時に起こるような思いがけない出来事というたとえから。
たかが知れるの意味、語源、由来を解説。大したことはないの意。数量や程度を表す「高」が「知れる」ということで、「程度がわかっている」の意味から。
猫に小判の意味、語源、由来を解説。価値のわからない者に貴重なものを与えても無駄であることのたとえ。人間には価値ある小判も、猫にとっては価値がないことから。
しらを切るの意味、語源、由来を解説。知っていながら知らないふりをする行為。「しら」は「知らぬ」の略で、「切る」は目立つ口ぶりや態度を意味。
嘘も方便の意味、語源、由来を解説。場合によっては嘘をつくことも必要であるということ。火事から子供たちを救うために老人が嘘を言った「三車火宅」の話に由来する。
つうと言えばかあの意味、語源、由来を解説。互いに深く理解し合っていることを示す。「つぅことだ」に対し「そうかぁ」と答えるところから。
弘法にも筆の誤りの意味、語源、由来を解説。専門家でも時には失敗することがあるというたとえ。平安時代の書の名手弘法大師(空海)が扁額に「應」の字の一部を書き落とした故事から。