トンズラ/とんずら

とんずらの意味

とんずらとは、逃げることをいう俗語。

とんずらの語源・由来

とんずらの「とん」は「遁」、「ずら」は「ずらかる」の略。
「遁」の漢字は、「遁走」「遁世」「遁辞」などと使われる字で、逃げることを意味する。
「とんずらする」のほか「とんずらこく」「とんずらをかます」などとも言い、逃走することに限らず、面倒なことや嫌なことを回避する意味でも用いる。
文献上見られる最も古い例は、梅崎春生の『ボロ家の春秋』(1954年)にある「トンズラしやがったな」で、比較的新しい言葉である。

とんずらの類語・言い換え

エスケープ/逃げ/出奔/逐電/逃避/回避/ドタキャンドロン/逃亡/高飛び/雲隠れ/亡命/退散/逃走/奔逸/遁走/遁逃/脱走/脱出/とんずらこく/とんずらをかます/ずらかる/逃げる/逃げ出す/逃がれ去る/逃げ失せる/逃れる/抜け出る/ふける/くらます/ドロンする/落ち延びる/ばっくれる/サボる/免れる/すっぽかす

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