ずらかる

ずらかるの意味

ずらかるとは、悪いことをして逃げ出す。高飛びする。

ずらかるの語源・由来

ずらかるは、元々、盗人やテキ屋仲間が使っていた隠語で、語源は「ずらす」である。
江戸時代、ずらすは「他人のごまかす」「あざむく」の意味でも使われていた。これは、視線をずらすところからであろう。
そこから派生し、盗人などの間では「隠しておいた物を処分する」「逃げる」の意味でも「ずらす」が使われていた。
やがて、この「ずらす」に意味を強調する接尾語「かす」を付けた「ずらかす」の形が現れた。
ずらかるは「ずらかす」の自動詞形で、文献では明治時代から見られるようになる。

ずらかるの類語・言い換え

逃げる/逃げ出す/逃がれ去る/逃げ失せる/逃れる/とんずらするとんずらこくとんずらをかますエスケープする/逃亡する/高飛びする/退散する/逃走する/奔逸する/遁走する/遁逃する/脱走する/脱出する/抜け出る/抜け出す/雲隠れする/亡命する/ふける/くらます/ドロンする/出奔する/逐電する/落ち延びる/ばっくれる/サボる/免れる/引き揚げる

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