あぶく銭/泡銭/あぶくぜに

意味

あぶく銭とは、働かず、また不正なことで儲けた。悪銭。

語源・由来

正当でない方法で手に入れたお金は身につかず、泡のように消えてしまうところから「あぶく銭」というようになった。
「あぶく」は「あわぶく(泡ぶく)」の略。
「ぶく」の語源には「吹く」。「ブクブク」という音から。「あわうく(泡浮)」の約転などの説があり、「吹く」が有力とされている。
ただし、動詞が語末にきて名詞化する場合、普通は「いぶき(息吹)」「しぶき(飛沫・繁吹き)」のように連用形であるため、断定は難しい。

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