鎌を掛ける/かまをかける

かまをかけるの意味

かまをかけるとは、知りたいことを自然にしゃべらせるよう、それとなく相手を誘導する。

かまをかけるの語源・由来

かまをかけるは、鎌で引っ掛けるようにして、相手を引き寄せる意味からと考えられる。
その他、かまをかけるの語源には、他に二説ある。
ひとつは、やかましい意味の「囂し(かまし)」に、「ひっかける」の「かける」を加え、相手にやかましくしゃべらせ、うまく聞き出す意味で「かまをかける」になったとする説。
もうひとつは、「甑(こしき)」や「桶(おけ)」を作る時に、寸法を計る道具を「かま」と呼ぶ。
その「かま」で寸法を確認することを「かまをかける」と言っていたため、自分の思い通りにする誘導の意味だけ残り、現在の意味になったとする説。

かまをかけるの類語・言い換え

誘導尋問する/遠回しに聞く/水を向ける/誘い出す/探りを入れる/を開かせる/を割らせる/聞き出す/引っ掛ける/仕向ける/呼び水を差す/誘い水を差す

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