切羽詰まる/せっぱつまる

意味

切羽詰まるとは、物事がさしせまって、どうにもならなくなる。

切羽詰まるの語源・由来

切羽とは、日本刀の鍔(柄や鞘に接する部分)の両面に添える薄い楕円形の金物のことで、これが詰まるとが抜けなくなる。
窮地に追い詰められた時に切羽が詰まると、逃げることも刀を抜くことも出来なくなるため、為す術が無くなることを「切羽詰まる」と言うようになった。
その他、切羽詰まるの「切羽」の語源には、「狭鍔(せつば)」または「副鍔(そえつば)」の転という説もある。

日本刀の切羽

刀の切羽


切羽詰まるの類語・言い換え

追い詰められる/追い込まれる/逃げ場を失う/逃げ場がなくなる/逃げ場をなくす/土壇場に立たされる/瀬戸際に立たされる/崖っぷちに立たされる/剣が峰に立たされる/土俵際に追い詰められる/土俵際に立たされる/進退窮まるのっぴきならない/風前の灯火/後がない/待ったなし/限界に来る/緊急事態/窮境に陥る/窮地に陥る/苦境に立つ/苦境に陥る/苦境に直面する/差し迫る/足元に火がつく/尻に火がつく/テンパる/思い詰める/煮詰まる/余裕がない/一杯一杯になる/ギリギリ/瀕死状態/絶体絶命

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