申/申年の意味
申とは、干支(十二支)の9番目。年・日・時刻などにあてる。方角の名で「西南西(西から南へ30度の方角)」。旧暦7月の異称。前は未、次は酉。
申年とは、西暦年を12で割った際、余りが出ない年。
申/申年の語源・由来
漢字の「申」は、稲妻を描いたもので、「電」の原字である。
それが、「臼(両手)」と「|印(まっすぐ)」の形となり、手でまっすぐ伸ばすことで、「伸(のばす)」の原字となった。
『漢書 律暦志』では「申堅」とし、草木が伸びきり、果実が成熟して堅くなっていく状態を表すと解釈している。
この「申」を「サル」としたのは、無学の庶民に十二支を浸透させるため、動物の名前を当てたものであるが、順番や選ばれた理由は定かではない。
申/申年の類語・言い換え
干支の申
壬申/甲申/丙申/戊申/庚申/十二支/地支/日読み/干支
方角の申
西南西
陰暦7月の申
申月/申の月/建申月/7月/July/文月/文披月/七夜月/七夕月/愛逢月/涼月/女郎花月/めずら花月/蘭月/桐秋/秋初月/親月/相月/初秋/新秋/孟秋/餞月/袖合月/盆秋/夷則