力士/りきし

意味

力士とは、相撲取り。力の強い人。「金剛力士」の略。

語源・由来

力士は漢語で「りきじ」と呉音読みしていたが、後世に「りきし」と読むようになった語。
1603年『日葡辞書』に「リキジ(Riquiji)力のある者。文語」とある。

力士の「力」は体や腕の力、「士」は優れた男の意味。
『日葡辞書』で力士を「力のある者」としているように、特に「相撲取り」を指す言葉ではない。
相撲取りでない力士の例として、「金剛力士」がある。
力士が「相撲取り」を指すことが多くなったのは、古くから力持ちの代表的存在であっためと考えられる。

力士の別名・類語

相撲の力士

相撲取り/お相撲さん/力者/相撲/すまいとり/相撲人/役力士/関取/幕内横綱/三役/大関/関脇/小結/平幕/前頭/十両/幕下/三段目/序二段/序ノ口/取的/褌担ぎ/力士養成員/控え力士

力強い人の力士

力持ち/力者/力人/大力/力自慢/金剛力/仁王力/怪力/剛力/強力

金剛力士の略

金剛力士/仁王/金剛手/金剛神/執金剛神/密迹金剛/執金剛/持金剛/那羅延金剛

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