カワセミの意味
カワセミとは、ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長約17センチ。頭から背にかけて瑠璃色、腹は栗色。くちばしが大きい。水辺に棲み、魚や昆虫を食べる。ショウビン。ソニドリ。また、カワセミ科の鳥の総称。
カワセミの語源・由来
カワセミの「カワ」は「川」のことだが、「セミ」は昆虫の「蝉」ではない。
「セミ」は古名の「ソニ」が「ソビ」に転じていることから、「ソビ」「セビ」「セミ」と変化したと考えられる。
「ソニ」の「ニ」は「土」の意味で、「ソニ(青土)」からといわれるが、「ニ(丹)」が「赤」や「赤土」を意味したことから、ソニは「アカショウビン」を指した名前と考えられる。
その他、カワセミの語源には、川にいる背が美しい鳥なので、「川背美」の意味とする説もある。
漢字の「川蝉」は、音からの当て字。
「翡翠」の漢字は、光の当たり具合によって、背の色が緑色にも見えるところからの当て字である。
カワセミの別名・類語
ヒスイ/ショウビン/スドリ/ソニ/ソニドリ/飛ぶ宝石
カワセミの種類
ヤマセミ/アカショウビン/ヤマショウビン/ナンヨウショウビン/ミヤコショウビン/ラケットカワセミ/ワライカワセミ