じゃじゃ馬/じゃじゃうま

じゃじゃ馬の意味

じゃじゃ馬とは、に慣れない暴れ。比喩的に、性質が激しく、周囲の言うことを聞かない人。特に、わがままで好き勝手に振る舞う女性。

じゃじゃ馬の語源・由来

じゃじゃ馬の「じゃじゃ」は、「嫌じゃ嫌じゃ」の略とする俗説もあるが、やかましい虫の鳴き声や、うるさい声を表す擬声語の「じやじや」が変化した語である。
うるさく、わがままを言うことを「じゃじゃを言う」や「じゃじゃ張る」と言った。
そこから人に慣れない暴れ馬を「じゃじゃ馬」と言うようになり、それを比喩的に人間にも用い、人の言うことを聞かず、好き勝手に振る舞う人も表すようになった。
「じゃじゃ馬」が主に女性に対して用いる言葉となったのは、坪内逍遥がシェイクスピアの『The Taming of the Shrew』を「じゃじゃ馬ならし」と訳したことで、この語が流行したためと考えられている。
「じゃじゃ」は「邪邪」と漢字表記されることもあるが、当て字なので漢字に語源を求めることは意味がない。

じゃじゃ馬の類語・言い換え

人に慣れないじゃじゃ馬

暴れ/荒馬/駻馬/クレイジーホース/気性の荒い/気性の激しい/性格の荒い/気の荒い/扱いづらい/扱いにくい

わがままな人のじゃじゃ馬

おてんばわがままやんちゃ/跳ねっ返りおきゃん蓮っ葉阿婆擦れおちゃっぴい/おしゃま/フラッパーおてんばわがままやんちゃ/跳ねっ返り/跳ね返り/傍若無人/わからず屋/ままならない/持て余す/持ち扱う/手に負えない/手に余る/手を焼く/奔放/自由奔放/自由勝手/自分勝手/伝法肌/伝法/勇み肌/鉄火肌/鉄火/男勝り/女伊達/勝ち気/腕白

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