傍若無人/ぼうじゃくぶじん

意味

傍若無人とは、周りのなど気にせず、勝手気ままに振る舞うこと。また、そのさま。「旁若無人」とも書く

傍若無人の語源・由来

傍若無人の出典は、中国の『史記(刺客列伝)』の次の故事から。
秦の時代、刺客の荊軻(けいか)は高漸離(こうぜんり)達と燕(北京)で毎日を飲んでいた。
宴もたけなわになると街の中を歩きながら、高漸離は楽器を鳴らし、荊軻はそれに合わせて歌い、騒ぎわめいた挙句、抱き合って泣き出したりしていた。
まるでその様子が、「傍らに人無きが如し(ごとし)」であったという。

傍若無人の類語・言い換え

傍らに人無きが如し/野放図/人も無げ/虱をひねって当世の務を談ず/跋扈/勝手気まま/放埒/放縦/放恣/放題/し放題/やりたい放題/好き放題/勝手放題/好き勝手/自由勝手/自分勝手/身勝手/思うまま/思いのまま/自由わがままわがまま放題/我が物顔/じゃじゃ馬/不埒/不届き/無神経/無遠慮/無礼/不躾/横柄厚顔無恥/鉄面皮/鉄面/厚顔/無恥厚顔/面の皮が厚い/面張牛皮/面の皮が千枚張り/千枚張り/厚皮面/ふてぶてしい生意気

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