アイガモ/合鴨/あいがも

合鴨の意味

合鴨とは、カモ目カモ科の鳥。野性のマガモとアオクビアヒルとの雑種。肉を食用とするほか、狩猟のおとりに用いる。

合鴨の語源・由来

合鴨は、鴨類のいない夏季にアヒルでは満足できず、より野性の味を求めてマガモとアヒルを掛け合わせて作られた雑種である。
「間鴨」とも表記するように、合鴨はアヒルとマガモの間の鳥であることからの名で、「合」は「合いの手」「合間」などと同じ「合」と考えられる。
また、合鴨の異名には「ナキアヒル」のほか、「アヒルガモ」や「カモアヒル」があり、「アヒルガモ」から「アヒガモ」「アイガモ」と転じた可能性もある。
アイガモの旧カナは「アヒガモ」であるため、「アヒルガモ」が転じたとする説は考えられるが、「合」の旧かなも「アヒ」なので、旧カナだけで判断することはできない。

合鴨の別名・類語

鳴き家鴨/鳴き鴨/アヒル/マガモ/アオクビアヒル/カモアイサ

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