姑息/こそく

意味

姑息とは、根本的に解決するのではなく、一時の間に合わせ。その場しのぎ。(誤用から)俗に、卑怯なさま。

語源・由来

姑息の「姑」は「しゅうとめ」ではなく「しばらく」を意味し、「息」は「休息」のこと。
「しばらくの間、息をついて休む」ところから、「その場しのぎ」の意味となった。

「卑怯」の意味で用いられる事も多いが、姑息にそのような意味はない。
「卑怯」の意味で用いられるのは、「姑息な手段(その場しのぎの手段)でごまかす」など、良くない場面で多く用いられる言葉であることや、「小癪」と音が似ていてることからの混同によるものと考えられる。

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