藪蛇/やぶへび

藪蛇の意味

藪蛇とは、余計なことをしたために、かえって悪い結果をまねくこと。

藪蛇の語源・由来

藪蛇は、「藪をつついて(たたいて)蛇を出す」を略した言葉
わざわざ藪をつついてを出し、その蛇に噛まれる愚かさから、不必要なことをしたために、面倒を引き起こすことをいう。
「藪をつついて蛇を出す」や「藪をたたいて蛇を出す」は1800年代に多く見られ、「藪蛇」と略された形での使用は、内田魯庵の『社会百面相』(1902年)の「生中交渉するだけ却て藪蛇となりては馬鹿馬鹿しく存じ候」が古い
現代では、ほぼ「藪蛇」や「藪蛇になる」の形で用いられる。

藪蛇の類語・言い換え

打草驚蛇/吹毛求疵/逆効果/マイナス効果/逆作用/悪影響/裏目皮肉/藪をつついて蛇を出す/藪をたたいて蛇を出す/草を打って蛇に驚く/草を打って蛇を驚かす/毛を吹いて疵を求む/垢を洗って痕を求む/手を出して火傷する/寝た子を起こす/裏目に出る/逆目に出る/仇となる

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