モルヒネの意味
モルヒネとは、アヘンに含まれるアルカロイドで麻薬の一種。塩酸塩が鎮痛・鎮静薬としてガンなどの疼痛(とうつう)に用いられるが、習慣性が強く、多用すると中毒になるため、麻薬に指定されている。モルフィン。モヒ。
モルヒネの語源・由来
モルヒネは、オランダ語「morfine」からの外来語で、英語では「morphine」。
痛みを鎮め、夢心地にするモルヒネの特徴から、ギリシャ神話に登場する夢の神「Morpheus(モルペウス・モルフィス)」の名にちなみ、「morphium(モルフィウム)と」名付けられ、「morfine(モルヒネ)」と呼ばれるようになった。