不甲斐ない/腑甲斐ない/ふがいない

    意味

    不甲斐ないとは、情けないほど意気地がない。

    不甲斐ないの語源・由来

    不甲斐ないの語源は、江戸時代の方言集『かたこと』にある「いふかひなし(云甲斐無し)」の「い」が脱落したとする説が通説となっている。
    これは、「言う甲斐がない」という意味で、言っても無駄な様子から、「情けない」「だらしない」の意味に転じたというものである。
    しかし、「いふ」の発音は「いう」「ゆう」になっており、「ふ」の音が脱落することは考えられるが、「い」が脱落するとは考え難い。
    その他、不甲斐ないの語源には、「効果がない」「期待できない」を意味する「不甲斐」に、程度のはなはだしさを表し形容詞を作る接尾語の「ない」が付いたとする説がある。
    「不甲斐」は中世の古文書に現れる語で、「不甲斐ない」は中世末頃から見られる語なので、十分に考えられる説である。
    本来は「腑甲斐無い」で、「腑」は「腑抜け」などと使われることから、「腑」に「甲斐無し」を加えて「意気地がない」の意味になったとする説もある。
    しかし、「腑甲斐無い」の「腑」は意味からの当て字なので、語源として見ることはできない。

    「不甲斐ない」の類語・言い換え

    1

    2

    コチラもおすすめ

    TOP
    テキストのコピーは禁止しています。