駄菓子/だがし

意味

駄菓子とは、麦、ひえ、あわ、などの安価な材料で作った庶民的な菓子。かりんとう、ふ菓子、豆板、金平糖などの類。

語源・由来

駄菓子の「駄」は、本来、荷物を運ぶを意味する語。
駄馬は乗馬用にならない劣った馬とされたことから、「駄」は名詞に付いて、値打ちのないもの、粗悪なものも意味するようになった。
駄菓子は、上等な材料で作った菓子の「上菓子」に対し、安い材料で作ることから「駄」が冠された名である。
江戸時代には、駄菓子一個の単価がおよそ一文であったことから「一文菓子」ともいい、貨幣価値の変遷とともに「一厘菓子」「一銭菓子」などとも呼ばれた。

類語・言い換え

雑菓子/一文菓子/一厘菓子/一銭菓子/10円菓子/下等菓子/干菓子/スナック菓子/菓子おやつ

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