意味
カメレオンとは、有鱗目カメレオン科のトカゲの総称。大きな眼球は左右別々に動かすことができる。らせん状の長い舌をすばやく伸ばして昆虫を捕食する。環境に応じて体色を変化させる。マダカスカル・アフリカ・インドなどに分布し、百種近い種類がある。
語源・由来
カメレオンは、ギリシャ語の「khamaileon」に由来し、ラテン語・フランス語を経由して、英語で「chameleon」となった。
ギリシャ語の「khamaileon」は、「khamai(地上)」と「leon(ライオン)」からなる語である。
この場合の「地上」は「樹の上」のことで、カメレオンは「樹上のライオン」の意味で付けられた名と解釈されている。
日本へは、江戸時代にオランダ語の「kameleon」を通して伝わった。
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