古い/故い/旧い/ふるい
古いの意味古いとは、存在するようになってから長い年月が経過している。昔のことである。新鮮でない。珍しくない。古いの由来・語源古いは、動詞「ふる(古・旧)」の形容詞形。動詞の「ふる」は、
時期・季節・時間に関する言葉の一覧。各項目では意味・語源・由来を解説しています。
古いの意味古いとは、存在するようになってから長い年月が経過している。昔のことである。新鮮でない。珍しくない。古いの由来・語源古いは、動詞「ふる(古・旧)」の形容詞形。動詞の「ふる」は、
ゆうべの意味ゆうべとは、日の暮れる頃。夕方から夜にかけて。前日の晩。昨晩。ゆうべの由来・語源古く、ゆうべは「ゆうへ(ゆふへ)」で、「ゆう(夕)」に「そのあたり」「その頃」を表す接尾語「
終盤の意味終盤とは、長期間にわたって行われる物事の終わりに近い頃。最終段階。終盤の由来・語源終盤は、囲碁や将棋などで、勝負の終わりに近づいた段階や、その局面をいう語。「盤」は、すご
十五夜の意味十五夜とは、陰暦15日の満月の夜。特に、陰暦8月15日の夜をいう。仲秋。芋名月。十五夜の由来・語源月の満ち欠けを基準とした太陰暦では、陰暦15日の夜は満月になるため特別の夜
中盤の意味中盤とは、勝負事などの中ほどまで進んだ時期。中途の段階。中盤の由来・語源「序盤」「終盤」と同じく、元々は囲碁や将棋の用語で、「盤」は碁盤や将棋盤のこと。中盤は、序盤の布石
十六夜の意味十六夜とは、陰暦16日。また、その夜。陰暦8月16日の夜。また、その夜の月。じゅうろくや。十六夜の由来・語源いざよいの語源は、「ためらう」「躊躇する」を意味する動詞「いざよう」
いにしえの意味いにしえとは、遠く過ぎ去った日々。昔。過去。いにしえの由来・語源いにしえは、「去る」を意味する動詞「いぬ(往ぬ)」の連用形「イニ」に、過去を示す助動詞「キ」の連体形「シ」
元日の意味元日とは、一年の最初の日。一月一日。年のはじめを祝う国民の祝日。がんにち。元日の由来・語源元日の「元」は「はじめ」の意味。文字通り、元日は一年の最初の日を表す。元旦に
元旦の意味元旦とは、元日の朝。元朝。元日。元旦の由来・語源元旦の「元」は「はじめ」の意味。「旦」は「日」が「太陽」、その下の横棒が「地平線」で、地平線から太陽が現れることを示し、「
つごもりの意味つごもりとは、月の最後の日。みそか。つごもりの由来・語源陰暦では月が隠れる頃が月末にあたることから、「つきごもり(月隠)」の音変化と考えれられる。ただし、「つごもり」
ついたちの意味ついたちとは、月の第一日。いちじつ。いちにち。ついたちの由来・語源ついたちは、「ふつか(二日)」「みっか(三日)」などとは異なり、「か(日)」を用いない特殊な語である。
今年の意味今年とは、現在の年。今の年。こんねん。今年の由来・語源今年を「ことし」と読むのは、「こんとし」が変化したのではない。「ことし」の語が「今の年」を表すことから、当てられた漢
一昨年の意味一昨年とは、昨年の前年。前々年。いっさくねん。おとどし。一昨年の由来・語源おととしの「おと」は、「おととい(一昨日)」の「おと」と同じく、遠方を意味する古語「おち・をち(遠
世紀の意味世紀とは、西暦を100年単位で一期とする年代の数え方。21世紀は2001年から2100年まで。一続きの時代。世紀の由来・語源世紀は、英語「century」の訳語。当初「c
時の意味時とは、過去から未来へ移り流れゆく現象。時間。時刻。時点。季節。時候。時勢。時代。好機。時の由来・語源時の語源には、とどまることなく流れることから「とこ(常)」の転とする説と、速く
としの意味としとは、時の単位。1月1日から12月31日まで。年齢。よわい。老齢。老年。高齢。季節。時節。としの由来・語源「穀物」や「稲」を意味した「とし」が語源。古くは「穀物」、特に「
たちまちの意味たちまちとは、非常に短時間で物事が行われるさま。すぐ。即刻。突然事態が発生するさま。にわかに。急に。たちまちの由来・語源たちまちは、立ったまま事の成りを待つ意味の「立ち待
昔の意味昔とは、時間的に現在から過去にさかのぼった一時期・一時点。多くは、遠い過去を指していう。昔の由来・語源昔は現在と対立し、現在から向かって過ぎ去った時を表すことから、「むかう(向かう
しののめの意味しののめとは、東の空が明るくなる頃。夜明け方。あけぼの。しののめの由来・語源漢字で「東雲」と書くのは、東の空の意味からの当て字。語源は「篠の目(しののめ)」であろう。
あけぼのの意味あけぼのとは、夜明け。夜がほのぼのと明け始める頃。あけぼのの由来・語源あけぼのは、「あけ(明)」と「ほの(ぼの)」の語構成。「ほのぼのあけ(仄々明け)」とも言うように
あかつきの意味あかつきとは、夜明け。明け方。太陽が昇る前の空が少し明るくなり始める頃。ある物事が実現したその時。あかつきの由来・語源あかつきは「あかとき(明時)」が転じた語で、奈良時代
しあさっての意味しあさってとは、あさっての翌日。みょうみょうごにち。地方によっては、あさっての翌々日。しあさっての由来・語源しあさっての語源には、「し」を「過ぎし」の意味とする説や、「
今日の意味今日とは、今現在過ごしつつある、この日。本日。こんにち。今日の由来・語源今日の旧かなは「けふ」で、「けふ」から「きょう」になった。「けふ」の「け」は、「今朝(けさ)」と同
昨日の意味昨日とは、今日の一日前の日。さくじつ。昨日の由来・語源昨日の語源には、「すきのひ(過日)」の意味や、「さきのひ(先日)」の「さ」の略など多くの説がある。きのうの「う」は、
あすの意味あすとは、今日の次の日。あした。みょうにち。近い将来。未来。あすの由来・語源あすは、「あかす(明かす)」の略。もしくは、「あさ(朝)」の転と考えられる。「あす」も「あした
あさっての意味あさってとは、明日の次の日。みょうごにち。あさっての由来・語源あさっては、古くは「あさて」の形で用いられていた。平安時代の『蜻蛉日記』には、「明日はあなたが塞がる。あ
あしたの意味あしたとは、今日の次の日。あす。みょうにち。あしたの由来・語源あしたは、元は「朝」の意味で用いられ、「夕べ」に対する語であった。鎌倉末期頃から、「あした」は「何かあった
青春の意味青春とは、年の若い時代。青年時代。青春の由来・語源青春は、陰陽五行説に由来する。陰陽五行説には、「木・火・土・金・水」の五行があり、各々に対応する「方位」「色」「時」「神
黄昏の意味黄昏とは、夕方の薄暗いとき。夕暮れ。動詞形は「たそがれる」。黄昏の由来・語源黄昏を古くは「たそかれ」と言い、江戸時代以降「たそがれ」となった。「たそかれ(たそがれ)」の語源は
旬の意味旬とは、魚介類・野菜などが出盛りで最も美味な時期。物事を行うのに最適の時期。季節的に最盛である時期。旬の由来・語源旬は「10日」を意味する言葉である。本来の読みは「じゅん」
霜月の意味霜月とは、陰暦で十一月のこと。霜月の由来・語源霜月の語源は、「霜降り月・霜降月(しもふりつき)」の略とする説が有力とされる。その他、十は満ちた数で一区切りなので上月になり、そ
神無月の意味神無月とは、陰暦で十月のこと。かみなづき。かむなづき。神無月の由来・語源神無月の語源は、神を祭る月であることから「神の月」とする説が有力とされる。神無月の「無」は「水無月」
長月の意味長月とは、陰暦で九月のこと。長月の由来・語源長月の語源は諸説あり、新暦の十月上旬から十一月の上旬にあたり、夜がだんだん長くなる月で「夜長月(よながつき)」の略とする説。雨
おとといの意味おとといとは、昨日の前日。いっさくじつ。おとつい。おとといの由来・語源おとといは「おとつい(をとつひ)」が転じた語で、現代でも「おとつい」と言う地方がある。「おと(を
葉月の意味葉月とは、陰暦で八月のこと。葉月の由来・語源葉月の語源は、新暦では九月上旬から十月上旬の秋にあたるため、葉の落ちる月の意味で、「葉落ち月」が転じて「葉月」になったとする説。
土用の意味土用とは、陰暦で立春・立夏・立秋・立冬の前各18日間。特に、立秋前の夏の土用をいう。土用の由来・語源土用は、中国の陰陽五行説で、四季の春を木気、夏を火気、秋を金気、冬を水気に
束の間の意味束の間とは、ごく僅かの時間。ちょっとの時間。束の間の由来・語源束の間の「束」はと、上代の長さの単位。一束が指4本分の幅、つまり一握り分ほどの短い幅のことである。幅の
弥生の意味弥生とは、陰暦で三月のこと。弥生の由来・語源弥生の語源は、「いやおい(弥生)」の変化とされる。「いや(弥)」は、「いよいよ」「ますます」などの意味。「おい(生)」は、
卯月の意味卯月とは、陰暦で四月のこと。卯月の由来・語源卯月は、卯の花(ウツギの白い花)が咲く季節なので、「卯の花月」の略とする説が有力とされる。また、卯月の「う」は「初」「産」を意味す
暦の意味暦とは、一年の月・週(七曜)・日・祝祭日・干支・月齢・吉凶などを、日を追って記したもの。カレンダー。暦の由来・語源暦は「日読み(かよみ)」が転じた言葉である。「日」を「か」と読
如月の意味如月とは、陰暦で二月のこと。如月の由来・語源如月は、寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着(きさらぎ)」とする説が有力とされる。その他、気候が陽気になる季節で「気更
睦月の意味睦月とは、陰暦で正月(一月)のこと。睦月の由来・語源睦月の語源は、親類知人が互いに往来し仲睦まじくする月であることから、「睦まじい月」とする説が有力とされる。その他、稲の
正月の意味正月とは、一年の最初の月。一月。特に、年頭の祝いをする三が日から松の内(元日から七日、もしくは一五日まで)までをさす。正月の由来・語源正月の語源は、事物の起源や語源・語義を解
大晦日の意味大晦日とは、十二月三十一日。一年の最後の日。おおつごもり。大晦日の由来・語源大晦日の「みそか」は本来「三十日」と書き、「月の30番目の日」という意味であったが、実際の日付に
師走の意味師走とは、陰暦で十二月のこと。太陽暦にもいう。師走の由来・語源しわすの漢字「師走」は当て字で、語源は以下の通り諸説あるが未詳。師走の語源で最も有名な説では、師匠の僧がお経
文月の意味文月とは、陰暦で七月のこと。文月の由来・語源文月の語源は、短冊に歌や文字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因み、「文披月(ふみひらきづき)」が転じたとする説が有力とされる。
刹那の意味刹那とは、きわめて短い時間。瞬間。刹那の由来・語源刹那は、サンスクリット語「kṣaṇa」の音写で、漢訳は「念」という。仏教語で「刹那」は時間の最小単位を意味し、その時間に
水無月の意味水無月とは、陰暦で六月のこと。水無月の由来・語源水無月は「水の無い月」と書くが、水が無いわけではない。水無月の「無(な)」は、「神無月(かんなづき)」の「な」と同じく、「の
皐月の意味皐月とは、陰暦で五月のこと。皐月の由来・語源皐月は、耕作を意味する古語「さ」から、稲作の月として「さつき」になった。早苗を植える月「早苗月(さなえづき)」が略され、「さつ
咄嗟の意味咄嗟とは、あっという間。一瞬。咄嗟の由来・語源とっさは、中国語の「咄嗟」が語源。咄嗟の「咄」は、チェッと舌打ちする動作やその音を意味し、日本では「はなし」と読まれ、「噺」