辛抱/しんぼう

意味

辛抱とは、つらいことを耐え忍ぶこと。我慢すること。堪えること。「辛棒」とも書く

辛抱の語源・由来

辛抱の語源には、「のはたらき」を意味する仏教語「心法(しんぽう)」に由来する説がある。
江戸時代には、心法が「心を修練する」の意味で使われており、そこから「耐え忍ぶ」の意味に変化し、「辛い」と「抱える」の漢字を当てて「辛抱」の表記になった。
「しんぼう」と発音するようになったことで、「心棒」の表記もされたと考えられている。
辛抱は江戸の俗語なので、時代的に「心法」の説は有力だが、音と意味の近い言葉からもとめた説で、裏付けとなるものがあるわけではない。

辛抱の類語・言い換え

我慢/忍耐/堪忍/忍苦/隠忍/堅忍/耐乏/堅忍不抜/堅忍持久/臥薪嘗胆/忍従/物念じ/痩せ我慢/武士は食わねど高楊枝/受忍/セーブ/隠忍自重/自重/自制/自粛/抑制/自己抑制/制御/自己制御/コントロール/節制/禁欲/克己/慎み/耐え忍ぶ/耐え抜く/耐える/堪える/忍ぶ/抑える/食いしばる/踏ん張る/粘る/頑張る/凌ぐ/血反吐を吐く/辛酸を嘗める/自分を殺す/噛み殺す/押し殺す/踏みとどまる/持ち堪える/制する/控える/慎む/やり過ごす

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