牛に経文/うしにきょうもん

意味

牛に経文とは、いくら説き聞かせても効き目のないことのたとえ。

牛に経文の語源・由来

どんなに素晴らしい経文をに説き聞かせても、言葉の通じない牛は聞く耳を持たず、全く効果がないことから、言い聞かせても効き目のないことを「牛に経文」と言うようになった。
対象が「牛」である理由は、古くから家畜として飼われ人間の近くにいたことや、何事にも動じなさそうな姿からと思われる。

牛に経文の類語・言い換え

馬に経文/牛に説法馬に銭/牛に対して琴を弾ず/馬の耳に念仏/犬に論語/馬耳東風/呼牛呼馬/対牛弾琴/対驢撫琴/馬の耳に風/竹馬の耳に北風/犬に念仏猫に経/豚に念仏猫に経/兎に祭文/牛に麝香/柳に風/猫に石仏/猫に胡桃を預ける/暖簾に腕押し/蛙の面に水/猫に小判/犬に小判/豚に真珠/どこ吹く風/意に介さない/聞き流す/いい加減に聞く/適当に聞く/まともに聞かない/聞かない/耳を塞ぐ/耳を貸さない/受け流す/シカト/無視/スルー/知らんぷり/知らんふり/知らん顔/知らぬ顔/相手にしない/真剣に受け止めない/真摯に受け止めない/気に留めない/気にしない/何を言われても平気/我関せず/我関せず焉/三猿主義/甲斐がない

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