意味
うどの大木とは、体ばかり大きくて立派だが、何の役にも立たない者のこと。
語源・由来
うどの大木の「うど」とは、植物の「ウド(独活)」のことで、「大木」と言うものの木ではなく、木ではなく多年草である。
ウドの茎は、地上に出るの若芽の時は食用とされるが、大きくなると食用にならない。
また、成長すると高さ2メートルほどにもなるが、草なので柔らかくて弱いため、建築用材にも使えない。
そのような役に立たない成長したウドにたとえ、役立ずな者を「うどの大木」と言うようになった。

成長したウド
1
2