うどんの意味
うどんとは、少量の塩を加えた水で小麦粉をこね、薄くのばして細長く切ったものを茹でた食品。
うどんの語源・由来
うどんの語源は諸説あるが、奈良時代に渡来した、小麦粉の皮に餡を包んで煮た「混飩(こんとん)」という唐菓子に由来する説が有力とされる。
食べ物なので「混飩」を食偏に改めて「餛飩」となり、熱い食べ物なので「温飩」と書くようになり、また食偏に改められて「饂飩」になった。
この漢字の変化の仮定で、「おんとん(温飩)」が漢音で「うんどん(うんとん)」となり、第二音節が脱落して「うどん」となった。
「うどん」の呼称が使われ始めたのは室町時代からであるが、江戸時代には「うんどん」も用いられていた。
また、うどんは「むぎなわ(麦縄)」や「きりむぎ(切麦)」とも呼ばれた。
熱したうどんを「あつむぎ(熱麦)」、冷やしたうどんを「ひやむぎ(冷麦)」と呼んでいいたため、昔は「麦」だけでも「うどん」を表していたと考えられる。
うどんの別名・類語
熱麦/切り麦/麦切り/そうめん/ひやむぎ/平打ちうどん/平うどん/平麺/ひもかわうどん/ひもかわ/きしめん/ほうとう/芋川うどん/にゅうめん/温麺/倹飩/倹飩うどん/大名うどん/茹で麺/麺子/乾麺/干しうどん/麺
うどんの種類
素うどん/かけうどん/うどんかけ/かけ/肉うどん/きつねうどん/けつね/しのだ/きざみうどん/たぬきうどん/ハイカラうどん/かやくうどん/五目うどん/おかめうどん/おかめ/カレーうどん/カレー南蛮/力うどん/月見うどん/月見/卵とじうどん/とじうどん/天ぷらうどん/山かけうどん/鴨南蛮/鶏南蛮/かしわうどん/ねぎ南蛮/釜揚げうどん/釜玉うどん/ざるうどん/ぶっかけうどん/つけ汁うどん/あんかけうどん/おだまきうどん/しっぽくうどん/煮込みうどん/味噌煮込み/味噌煮込みうどん/鍋焼きうどん/皿うどん/焼きうどん/ちゃんぽん焼き/うどんすき