あらましの意味
あらましとは、概略。おおかた。大筋。
あらましの語源・由来
あらましは、動詞「あり(有り・在り)」に推量の助動詞「まし」が付いた語。
本来は「希望」や「願い」などを意味した言葉で、中世前期頃から意味が変化し、「予想」や「予定」を表すようになった。
こうあってほしいという希望や期待、予定のことは「あらましごと」という。
あらましが「概略」の意味で用いられるようになったのは中世末頃からで、予定というのは確実なものではなく、大雑把にしか言えないところからと考えられる。
あらましの類語・言い換え
概略/概要/概容/大略/大筋/大要/大概/大抵/大体/大方/大約/アウトライン/おおむね/大旨/要旨/梗概/あらすじ/シノプシス/筋書き/およそ/おおよそ/一通り/略/ざっくり/ざっと/大様/大雑把/大まか/大束/大掴み